平成30年度の年金額は昨年度から据え置き

2018-02-22

もうすぐ3月ですが、今日はかなり冷え込んでおります。

ことり社会保険労務士事務所の藤野です。

平成30年度の年金額は昨年度から据え置きです。

老齢基礎年金の満額は77万9300円(月額6万4,941円)です。

少し細かい話になりますが、マクロ経済スライド調整率がマイナス0.3%なのですが、平成30年度はマイナスにはされずに、翌年度以降のプラス改定時に繰り越されることになっております。年金額は、物価変動率、賃金変動率のプラスマイナスによって、毎年度見直しがされているんです。

ちなみに厚労省によると、平成30年度の67歳以下の新規裁定者の年金額は国民年金の満額は先ほどの通り。

厚生年金は夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額で22万1,277円と出していますが、この厚生年金の額。夫が平均的収入(標準報酬額42.8万円)で40年間就業し、その期間すべて妻が専業主婦であった世帯が年金を受け始める場合を想定した金額とのこと。

 

平均的収入。

40年間就業。

その間すべて妻が専業主婦。

 

どれを取っても、厳しい人が多いだろうな、と感じてしまう私は、ロスジェネ世代だからでしょうか。

しかも、年金月額22万1,277円、は夫婦2人分の金額…というのにも注意です。

まぁ、まだまだ年金受給までに時間がある30代40代50代の方々は、モデル年金額はこういう状況を元に出してる金額なので、あとは自分で工夫していかなくてはいけないと問題意識を持って行動していくことがまずは大事なんだろうなと思います。

 

 

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